日原鍾乳洞 奥多摩町日原観光案内 |
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日原鍾乳洞
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関東地方最大の鍾乳洞で、国内でも有数の規模を誇ります。 このあたりの地質は厚さ約300mという日原古生層によって形成されており、これは数層の石灰岩によって構成されています。 この石灰岩が、雨水(地下水)に含まれる炭酸ガスによって数十万年という長い時間をかけて溶解して地下にできた空洞が日原鍾乳洞です。 日原鍾乳洞は、旧洞と新洞にわかれており、旧洞は地表に対して水平方向に延び、昭和37年に発見された新洞は地表に対して垂直方向に延びています。 この新洞においては、天井から垂れ下がったつらら状の鍾乳石なども確認することができます。 日原鍾乳洞は、平安時代に発見され、鍾乳洞自体が御神体であると考えられたため、一石山大権現と称し、江戸時代には修験者や参詣者でにぎわいました。 私は夏場に訪問しましたが、内部は年間を通して気温11℃ということで、絶好の避暑地ということを体感してきました。 難点は天井から雫が落ちてくるので、足元が滑ることとカメラが濡れること、及び足元や手元に気を使っていると頭を天井にぶつけるので、結構、歩くのに気を使います。 また、旧洞から新洞への移動はアップダウンが急で、多少、恐いような場所もあります。 ただし、そのような部分を差し引いても滅多に見られるような場所ではないので、一度は訪問して損はないと思います。 途中にいくつか分岐があるが、基本的にどちらを選んでも、 行きと帰りで全部を回れる構造になっているので、あまり悩む必要はないでしょう。 前半はわりと平坦なところだが、帰りに新洞という方へ入ると、急傾斜の階段を上り下りする。 滑りやすい靴や短すぎるスカートは避けた方がいい。 この新洞が一番鍾乳洞らしい見どころなので、パスするのはもったいないです。 |
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