東京都
八王子市
高尾山写真集
高尾山は、東京近郊の行楽地として有名であるが、元来は修験道の霊場であり、
現在は真言宗智山派大本山高尾山薬王院有喜寺の寺域となっている。
山頂へは登山路(自然研究路など)が整備されており、各種ルートを組み合わせて快適な低山登山が楽しめる。
なお、高尾山の標高自体は低いが、山麓からの高低差はしっかりあるので侮らないこと。
総じて山頂までの所要時間は、全行程徒歩で1時間〜2時間程度である。
関東山地の東縁に位置する山のひとつ。
明治の森高尾国定公園に指定されており、大阪の明治の森箕面国定公園との間に整備されている東海自然歩道の起点でもある。
中腹には薬王院、山頂には展望台や高尾ビジターセンターがある。
暖地系の照葉樹林帯(カシなどの常緑広葉樹)と寒地系のブナ・イヌブナ・針葉樹林帯の境界に位置するため植生が豊かであり、しかも都市部に近い割には比較的よく保たれている。
首都圏中央連絡自動車道のトンネルおよび南麓にインターチェンジ、北麓に中央自動車道とのジャンクション建設が進んでおり、自然環境への配慮が望まれる。
高尾山は、東京近郊の行楽地として有名であるが、元来は修験道の霊場であり、現在は真言宗智山派大本山高尾山薬王院有喜寺の寺域となっている。
そのため、天然の森林が守られてきた。
中世には、八王子城主北条氏照による「本山の竹木の伐採を禁じる」という制札が薬王院に残されており、江戸時代にも幕府直轄領となり八王子代官・大久保長安が山林保護政策をとり、その書状が同じく薬王院に残されている。
その後も帝室御料林、国有林と常に保護されてきた。
東京都心部に近いため、明治以降、牧野富太郎をはじめ、多くの研究者により高尾山が最初の発見地として新しい植物が発表された。
(Wikipediaより引用) |