HONDA MOTOCOMPO ホンダモトコンポの部屋
ホンダのモトコンポを入手!素人レストアに挑戦中です。
1981年10月29日に発売された、ホンダ シティ搭載用トランクバイク「ホンダ モトコンポ」。
モトコンポとは、同社のコンパクトカー「シティ」のトランクルームに積めるというコンセプトで開発・発売されたバイクであり、キャンプ場やサーキットなどに自動車で移動した後、目的地で自由に行動する事を目的として開発された。
数ヶ月前に類似コンセプトで開発スタートしたスカッシュ(モンスク…モンキースクータ)とは開発責任者が異なる。
当時流行っていた持ち運びのできるオーディオの「コンポ」と「モータバイク=モトバイ」から「持ち運びのできるモト」として“モト・コンポ”とネーミング。
走行中に縦・横・斜めへと揺れる車両のトランクに積載されるという前提があったため、開発は非常に難航したが、新機構の塊として完成され、クリスマスシーズン直前に発売された。上下左右前後にそのままの絵が描かれたダンボール箱入りで販売されていました。
そのユニークな特徴から、漫画やアニメなどに登場することが多く、生産終了後に人気が高まり、マニア層からは息の長い人気が続いた。
特に『逮捕しちゃうぞ』はモトコンポの生産終了後の作品であるにもかかわらず、強い印象を与えたことは有名ですね。
【モトコンポ主要諸元】
型式 |
AB12 [NCZ50] |
全長×全幅×全高(m) |
1.185×0.535×0.910 |
車両重量(kg) |
45 |
乾燥重量(kg) |
42 |
燃費(km/L) |
70.0(30km/h定地走行テスト値) |
登坂能力(tanθ) |
0.19(約11度) |
最小回転半径(m) |
1.3 |
エンジン型式及び排気量(cm3) |
AB12E空冷2サイクル・49 |
最高出力(馬力/回転数) |
2.5/5,000 |
始動方式 |
キック |
点火方式 |
CDI |
潤滑油容量(L) |
1.0 |
燃料タンク容量(L) |
2.2 |
変速機形式 |
自動遠心クラッチ |
タイヤサイズ前/後 |
2.50-B-4PR/2.50-8-4PR |
購入時の状態から、変更点等を含め紹介しています。(各サムネイル写真をクリックすれば、Web用に最適化された写真がご覧いただけます。)
● 発見!HONDA MOTOCOMPO モトコンポ 当時もの |
ダックスを売却後、コンビニへの買い物やほんのチョイノリ用バイクを物色していたところ、1台のバイクが目に留まりました。
「モトコンポ」です。どうしても欲しくなり、現車を確認しに出向いたところ、そのまま速攻で購入し車に積んで帰宅してしまいました。
さ〜レストアをぽちぽちと行いますか! |
● オリジナル状態を保って |
モトコンポレストア
もともとの状態が、そこそこ程度の良いモトコンポ。
ボディーを外して、フレーム状態にしたところ、錆が所々に見られるものの、問題となる程ではない様子。
早速、モトコンポのサービスマニュアルを発注し、交換部品等を検討。
ダックス同様に、まだまだ探せばかなりの新品部品が入手できることが判明し、早速部品を注文。
今回は、オリジナル状態を保ったままでのレストアを行いました。
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● モトコンポ フレーム塗装 & キャブレターオーバーホール |
まずはボディーカウルを外し、フレームの錆落としを行い、ウレタン塗装(素人塗装ですが…)を行いました。
キャブレターをオーバーホールし、40Kmまではすぐに加速し、その後フルスロットルでメーター読み42Km程まで伸びます。
モトコンポでそれ以上のスピードはかえって危険なので、これでOKでしょう。
バッテリーはチェック時、まだ使用できそうなのでフル充電をしたところ復活し、アイドリング状態でも、ライト点灯時ウィンカーも通常に動作し、ホーンも元気に鳴ってくれます。
ボディーカウルは所々に小さい塗装欠けがあるものの、オリジナル状態の塗装はそこそこきれいなので、磨きをかけて現状で保存しようと思います。
今回のモトコンポに関しては、オリジナル状態を可能な限り保存し、30年前の状態を復活させることが大目標!
各部の磨きを暇を見て行っていきます。
また、ひび割れが出はじめているタイヤを、オリジナルに交換することを現在検討中です。
以下は、本日現在(2010/03/23)の状態を記録しました。
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