V70は1999年にフルモデルチェンジされた。
初代は850時代を含め8年間という、ボルボとしては異例に短い生産期間で終わることになった。
新型は車体寸法を拡大、丸みを帯びた抑揚の強いスタイルが与えられ、従来の700/900/850系の角張ったデザインとは大きく趣きを変え、日本では2000年から2007年までボルボ・カーズ・ジャパンの主力車種として販売された。
外寸拡大に比例して室内空間やラゲージスペースは相応に拡大されたが、
この間ボルボ車の日本における販売台数は、2001年の1万6,437台をピークに、2002年1万5,321台、2003年1万4,794台と漸減、2006年には1万693台となるが、
2007年には1万960台と主力車種V70がモデル末期に入ったにも関わらず対前年比で2.5%増の伸長を記録した。
初代S80・初代S60・XC90は同じプラットフォーム(P2プラットフォーム)の派生車である。
スウェーデン・ベルギーにある工場で生産された。
モデルライフサイクル短縮とデザインポリシーの大幅な軌道修正は、ボルボが1998年にフォードの傘下に入ったことによる、
フォード主導による開発販売方針、デザイナーをはじめとする設計陣の入れ替え、という背景がある。 (Wikipediaより)
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